正しいパッチテストの方法についてご紹介した記事で少し触れましたが、私は過去に、パッチテストを怠ったことでひどい化粧品トラブルに1ヶ月間苦しんだ経験があります。
この記事では、その時のことをお話ししますね。
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この記事のもくじ
1ヶ月間苦しんだ化粧品トラブル
肌トラブルのきっかけとなった出来事
当時、とある地方都市で働いていた私は、仕事帰りにフラッと立ち寄ったデパートの某外資系メーカーで欲しかった色のネイルを購入しました。
会計の時、そのメーカーの美容部員さんに
と言われ、当時深刻に悩んでいたニキビについて答えました。すると
と言われ、ある美容液のサンプルを2回分渡されました。
その当時、何年も治らないニキビに真剣に悩んでいたので、「ニキビを改善する効果」という魅力的なワードに心踊り、早速その日の夜にサンプルを使用しました。
お風呂上がりに顔に塗ってみると特にひりつきやほてり感もなかったため
なんて思いながら、その日は眠りにつきました。
肌トラブルの前兆と症状
翌朝、起きて洗顔するとなんとなく顔がむくんだ感じ。
私は普段からむくみやすい体質なので“いつものこと”とそれほど気にせずに、その朝もふたつめの美容液のサンプルを使用しメイクをして仕事に行きました。
いつも通り仕事をしていたのですが、夕方ごろから何だか顔がほてって熱っぽい感じ。仕事中に退席するのも気が引けたので、トイレに行ったタイミングで鏡を見てみました。
すると、顔全体にほてりと赤みが。
家に帰ってからすぐにメイクを落とすと肌表面は赤く腫れ、肌の質感はザラザラとサメ肌のよう。よく見ると小さな発疹も出来始めていました。
肌トラブルに対して行った行動
私はゴミ箱からサンプルのパウチを拾い、それを持ってすぐに皮膚科に行きました。
その頃には顔全体が赤みを帯び、触らなくてもジンジンとひりつき、ザラザラとしていました。
診断結果は、案の定化粧品トラブル。
お医者様に使ったサンプルのパウチを見せると、その成分一覧を見て
肌の生まれ変わりを促進するものだから、元気な若い肌のあなたは皮膚が薄くなってしまったのね。
と。それを聞いた私は自分の警戒心のなさを心から後悔しました。
肌トラブルが起きている間の生活
その日は薬をもらって帰り2週間ほど塗り続けました。その間、化粧品の使用は完全に禁止。
まだ日差しの強い初秋の季節でしたが、日焼け止めすら塗ることができずメガネに大きなマスクで顔を覆い仕事に行きました。
もちろん、人に会う約束は全てキャンセル。本気で悩んでいたニキビの上に、さらに真っ赤に腫れたサメ肌の顔を他人に見せるなんて考えられませんでした。10日くらいで見た目は元に戻りましたが、質感はサメ肌のまま。結局、元の肌に戻るまで1ヶ月弱かかり、その間常に後悔の念に襲われました。
肌トラブルを招いてしまった後悔
ひどい肌の状態とふさぎこんだ私を見た母は
なんて冗談半分で言っていましたが、そんなことできるはずもなく。確かに、ニキビの美容液と言って別のものを渡した彼女に対して、疑問や憤りを持たなかったとは言い切れませんが、こうなってしまったのは全てパッチテストをしなかった私の責任です。
仮にもし、私が彼女にクレームをつけに行ったとしても、彼女は私に対して何もすることが出来ません。
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今はもうパッチテストが欠かせません
これが、私の化粧品トラブル経験で一番ひどいものです。この経験をした後は「肌にやさしい」とか「敏感肌用」を謳っているものでも全て、パッチテストを行ってから使用するようになりました。
それが当たり前なんですけどね。当時の私にはそれが欠けていました。
でも、このトラブルは防ぐことができます。
私のように残念な思いをすることのないよう、化粧品を使うときはパッチテストをお忘れなく!
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