お隣韓国では「ビジュアルで就職率が決まる」ことが常識になっていたり、「人は見た目が9割」という本のタイトルが本来とは違った意味で蔓延してしまったり…と、ビジュアル勝ち組以外には世知辛い世の中ですが、あなたは「人は外見より中身だ!」と思ったこと、ありませんか?
私はあります。だって私は完全に負け組だもの。
自分の容姿に気に食わない部分は山ほどあります。雑誌のモデルさんを見てはため息をつく日々も経験しました。でも私はモデルではないし、小顔で足が長く普段の生活だけで筋トレが完了する白人でもない。
じゃあ、ビジュアル負け組の私が、中身を磨くために何をしたらいいのか。そう考えたときにたどり着いたことをまとめてみました。
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この記事のもくじ
自分の長所を探すこと
「あ〜、自己啓発本によくあるやつね。」って思いました?
そうなんです。自己啓発本によくあるやつです。でもこれが出来ていない人が非常に多い。
特に、自分自身の容姿にネガティブな想いを抱えている方には本当に多い。過去の私もそうでした。
私は20代なかばから4年間、ひどいニキビに悩まされ外出が困難になった経験があります。人の目を見て話せなかった。当時は自分の長所なんて見つけられなくてそんな自分が大嫌いで仕方がありませんでした。
詳しくはこちらの記事に書いています。
でも、実際に自分の長所を見つけるのって難しいですよね。わかります。
しかし、これは、あなたが今後の人生を楽しく幸せに生きるか否かの大切な問題。幸せになりたいのならこれは義務です。無理やりにでも見つけます。
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自分の長所の見つけ方
例えば、周りの親しい人に聞いてみる。
これは一番手っ取り早い方法です。
彼氏でも、家族でも友達でも。できるだけ親しい人、あなたがあなたを見せている人に聞いてみましょう。
ちなみに私は6年間付き合っている彼に聞いてみました。彼から返ってきた回答は、
「寛容なところと、おいしそうに食べるところ」。
後者はさておき(笑)、正直、意外でした。
私は、自分では「短気で常にいろいろなことに憤り、自分が納得できるポイントを必死で探しながら生きているタイプ」だと思っていました。
(例えば、結末を知りながら勝手な人間の都合でペットを保健所に連れていく人や確実に無理な動物の人工交配、ペット産業の闇とか。)
もちろん彼にはそういう不満や憤りをよく話すのですが、彼が私のことを寛容だと感じているなんて…。
自分のことってわからないものですね。
このように、自分では思ってもみないところが他人から評価されているということがあります。
もし、自分の長所が見つけられなかったら、身近な人に聞いてみましょう。
褒められた経験を思い出す
- 身近な人に聞いてみるのはちょっと恥ずかしい
- そんなことで悩んでいるなんて知られたくない
という方は、自己分析に限ります。過去に、誰かから褒められたことのあることを思い出してみましょう。
例えば、
- 職場で字がうまいと言われた
- 日帰りでちょっと遠出したらその行動力を褒められた
- 道案内がわかりやすいと言われた
とかね。なんでもいいんです。
最近はGPSが普及して道案内をする機会も少なくなりましたが(笑)何かの説明がうまいのは立派な長所です。
謙虚なあなたは叱られたことや自分の悪いところしか浮かばないかもしれない。でも少し集中して、過去に褒められたことを思い出してみましょう。
それでも長所がわからなかったら
褒められたことを思い出せなかったり、とても落ち込んでいて自分の長所がわからない、という方は、周りの人を褒めてみましょう。
直接でもいいし、SNSにコメントしてもいい。照れくさかったら口には出さずに頭の中で褒めてみるとか、自分しか見ない手帳に書き出してみるでもいいです。
他人を褒めるって気持ちのいいことです。人を褒めることを続けていると”褒める”ということに抵抗がなくなっていきます。
そうなればこっちのもの。「じゃあ、自分は?」と他人を褒めるのと同じように第三者的な目線で考えてみてください。きっとあなたの長所が見えてくるはず。
あなたには、長所がないわけではありません。ただ、見えていないだけなんです。
絶対にやってはいけないこと
ここで絶対にやってはいけないことは「この人はこんなに素敵なのに私はダメだ」と思うこと。
他人のいい部分を見つけるとつい、自分とその人を比べて落ち込んでしまうことがあります。
よそはよそ。うちはうち。
子供のころ、よく言われませんでしたか?(私は毎日のように言われていました)
あなたと他人は別の人格。全く違った別人格と自分を比べ、自分を追い詰めたって何にも生まれません。
自分の長所がわかったら
あなたの長所が見えてきたら、その長所をそのままにしておくのは勿体無い。その長所を今以上に主張する方法を考えましょう。
例えば、先ほど例に挙げた長所、
- 職場で字がうまいと言われた
- 日帰りでちょっと遠出したらその行動力を褒められた
- 道案内がわかりやすいと言われた
であれば、
- 字がうまい→字は本来、他者に何かを伝達するためのもの→仕事の書類やお友達へのプレゼントに手書きのメッセージを添えてみる
- 行動力がある→思いついたことを具現化する力がある→企画書を書いてみる
- 道案内がわかりやすい→自分の頭の中にある情報を相手の理解度に合わせて言葉にし説明する力がある→小説を書いてネットに投稿してみる
とか。
何かを行動に移し何かを創り上げた時点で、あなたは立派なクリエーター。
そして、長所を誰かに披露することが増えると比例して褒められる頻度も増え、そういった小さな”褒められ”が自己肯定感につながります。
そうなってみると、今までこだわってきた他人からの評価や人と比べての劣等感なんて「あれはなんだったんだろう?」と幻かのように感じられます。
どうでしょう。何となくできる気がしてきませんか?
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まとめ
一応美容についてのブログを運営しているにもかかわらず、外見美容否定的な記事を書いてしまいました。
全くもってそんなことはないんですけどね。可愛い子好きだし。おしゃれも好きだし。
ただ、私にとって美容とは「外見を磨くこと」だけではなく「精神的に健やかな毎日を過ごすこと」。そう考えたときに必ずしも化粧品を用いたものだけが美容ではないな、と感じこの記事を書くことにしました。
ビジュアル負け組の戯言と思っていただいてもいいです。でも、自己肯定感が高まるとそれは外見に影響します。私の経験に基づいた一意見ですが。元から美人でなくても意識を変えることで「イイオンナ」になることができると思っています。
「できない」と思っていることはできません。大切なのは成功をイメージすること。それを自分へのリマインドも込めて書いてみました。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
さいごに〜Special Thanks
この記事を書いたとき、公開するか迷いました。だって、私自身が素晴らしい人間じゃないから。こんな風に偉そうに意見を述べていいような立派な人間じゃないから。
そんなときに私に勇気をくれたのが、Twitterでお世話になっているブロガーのNyanさんのこのツイート。
想いは、とてもだいじ。言い尽くせなくとも、つたなくとも、言葉にしてみようとすることは、とてもだいじ。わきあがるような、胸の奥に秘めていたような、あるいは生まれたての、身の内の想いを、そのときできうる限りのたんねんさで言葉にしていったようなものは、きっと自分の宝物になる。
— Nyan (@nyanchest) 2017年2月2日
Nyanさんの言葉はいつも私にたくさんのことを気付かせてくれます。いつもありがとうございます。
Nyanさんのブログには人生のヒントがあります。ぜひ訪れてみてください。