とあちこちでオススメして回るほどトリロジーのローズヒップオイルにハマっている私。一時帰国で帰った際にこれまた大好きな無印良品でローズヒップオイルを発見!迷わず購入しました。
と気になったので実際に使って比べてみました!比べてみると項目が多くなってしまったので、ピンポイントで知りたいことがある方は下の「この記事のもくじ」の中から気になる項目をクリックして進んでくださいね。
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この記事のもくじ
比べるアイテムをざっくりと紹介
冒頭でもお話ししましたが、今回比べるのはローズヒップオイル。
ひとつめがニュージーランド発のトリロジーの人気商品・ローズヒップオイル。
このブログでは何度も登場しているので読者さんならおなじみですね。
そしてふたつめが、無印良品から販売されているローズヒップオイル。
こちらは初めての購入。ボトルも無印らしく潔いシンプルさ。
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基本スペックを表で比較
無印良品 | トリロジー | |
容量 | 50ml | 20ml |
価格(税込) | 1,490円 | 4,644円 |
1mlあたりの価格 | 29.8円 | 232.2円 |
原産国 | チリ | 表記なし |
充填国 | 日本 | ニュージーランド |
成分 | ローズヒップ油 | オーガニック認定ローズヒップオイル |
原料 | ローズヒップの種子 | ローズヒップの種子 |
アルコール | 不使用 | 不使用 |
抽出方法 | 溶剤抽出法 | 独自の低温抽出法 |
光毒性 | なし | なし |
香料 | 無香料 | 無香料 |
着色料 | 不使用 | 不使用 |
防腐剤 | 表記なし | 不使用 |
香り | やや原料の香りあり | ほぼ無臭 |
オーガニック | 認定なし | バイオグロ認定あり |
比較表に対しての補足
容量と価格、1mlあたりの価格
はっきりと違うのが容量と価格。トリロジーのローズヒップオイルが20mlで4,644円(税込)に対し、無印良品のローズヒップオイルは50mlで1,490円(税込)とリーズナブル。
1mlあたりの価格もトリロジーが232.2円に対し無印は29.8円と破格。
この価格の差の理由については後ほど検証していきますね。
原産国と充填国
原産国というのは原料が作られた国。充填国はそれをボトルに詰めて化粧品として製品化した国のこと。
無印良品はチリから輸入したオイルを日本で充填しているのに対し、トリロジーはニュージーランドで充填しています。パッケージや公式サイトにはっきりとした原産国の表記はありませんでしたが、ローズヒップオイルについて説明しているこのページでチリと南アフリカについて触れているので、チリや南アフリカ産の原料を使っている可能性が高いですね。
バラは世界中で栽培されていますが、南米チリと南アフリカのレソトの山岳地帯で育つワイルドローズが、最もスキンケアに適した品質です。土壌、気候、水質(雨)の組み合わせは理想的な生育環境を生み出し、周辺の小さな村のコミュニティによって手作業で採取されます。影響を受けにくくとても安定的な生産方法です。
出典:トリロジー日本公式サイト
抽出方法
原料から成分を創り出す際の抽出方法。無印良品は溶剤抽出法を採用しています。
溶剤抽出法とは、石油エーテル、ヘキサン、アセトン、エタノールなどの揮発性有機溶剤を利用して原料の植物から成分を取り出す方法。
一方でトリロジーは独自の低温抽出法で溶媒を一切使っていません。独自の低温抽出法の詳細は企業秘密なのか具体的には公表されていないようです。
光毒性
トリロジーローズヒップオイルの光毒性については「トリロジーローズヒップオイルは光毒性があって朝の使用はNGってホント?2018年2月6日」でお話ししましたが、無印良品のローズヒップオイルの光毒性については公式サイトの商品ページにはっきり「なし」と表記されていました。
使用感の違い
トリロジーと無印良品のローズヒップオイルを使い比べてみて一番違いを感じたのは使用感。いくつかの項目に分けて説明しますね。
色
まず一番最初に気付いたのは色の違い。トリロジーのローズヒップオイルはこちら。
綺麗な黄金色に対し、無印良品のローズヒップオイルは
無色透明!どちらも着色料不使用なので、色の違いは抽出方法の違いから来ているものだと思います。
香り
香りについても違いがかなり大きいと感じました。
もともとローズヒップオイルは独特の香りを持っていて「生臭い」とか「魚の匂いがする」なんて言われているんです。
トリロジーを使った時は「魚〜?うーん…わかんないなぁ…」と香りは感じなかったんですが、無印良品のローズヒップオイルを使った瞬間「あ、これか!これが魚の匂いか!」と気付くくらい香りを感じました。
無印良品の商品ページには
※無香料で仕上げているため、ローズヒップ特有の香りがあります。
との注意書きがありました。“ローズヒップ”という名前ですが種子から抽出されたオイルで、バラの香りではないのでご注意。顔になじませてしまえばそれほど感じない程度ですが…香りの感じ方については人それぞれなので参考まで。
テクスチャー
テクスチャーもちょっと違います。トリロジーはサラッと美容液のような伸びのいいテクスチャーで、なじませるとしっとり。無印良品はややとろみがあり肌表面に油分が残るタイプ。ホホバオイルとかアルガンオイルの使用感に似ています。
このテクスチャーの違いからなのか、トリロジーは美容液のような使用方法推奨、無印良品は
マッサージなどのエイジングケアに適しています。
とマッサージオイルとしての使用を推奨しています。
価格が大きく違う理由
比較表の補足でも触れた通り、トリロジーのローズヒップオイルと無印良品のローズヒップオイルには大きな価格の差があります。その価格差の理由について説明していきますね。
オーガニック認証の有無
ふたつのローズヒップオイルの価格差の理由には「オーガニック認証の有無」が大きく関わっていると思います。
トリロジーのローズヒップオイルは100%オーガニックで作られているため、生産に大きな費用がかかります。そのため販売価格も自動的に高くなるということですね。
輸入の有無
無印良品のローズヒップオイルはチリ産の原料を使い日本で製品化しているため比較的費用を抑えることができます。一方でトリロジーのローズヒップオイルはニュージーランドで製品化したものを日本に輸入しているので、輸入コストが製品の価格に上乗せされています。
抽出方法が違うと全く別の製品になる!
美容オイルについて調べていて知ったんですが、オイルは、使われている原料が同じだったとしても抽出方法が違うだけで全く違う製品になるそうです。
その裏付けが目に見えてわかるのがこの使用感の違い。同じローズヒップの種子からできたオイルなのに、抽出方法が違うだけで全く違う個性を持っています。
たまに“1mlン万円”とか驚くほど高価な美容オイルがありますが、これは抽出方法や精製方法に手間とお金をかけているからその価格設定になってしまうんですって。
どんな人におすすめ?
トリロジーと無印良品、それぞれのローズヒップオイルがおすすめの人を挙げてみると
トリロジーのローズヒップオイルがおすすめな人
こんな方におすすめ
- オーガニックコスメが好き
- 揮発性有機溶剤を避けたい
- サラッとしたテクスチャーが好き
- オイルの使用感やベタつきが苦手
- 化粧品の香りは無臭がいい
- 厳しい認証をクリアしたものを使いたい
無印良品のローズヒップオイルがおすすめな人
こんな方におすすめ
- プチプラが好き
- ケミカルコスメOK
- マッサージオイルとして使いたい
- オイルのテクスチャーが好き
- 化粧品の香りは気にしない
- 低価格の美容オイルを試したい
と、こんな感じかな。
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まとめ
同じローズヒップオイルでありながらその性質は全く違いました。どちらにも良さがあって甲乙つけがたいアイテムですね。
個人的には、朝晩のスキンケアにトリロジーを美容液のように使い、無印良品のものは顔や体のマッサージに使う、というのがその特性をうまく利用した使い方なんじゃないかな、と思います。
「ビタミンの爆弾」なんて異名を持っているローズヒップオイル。上手に取り入れて美肌をゲットしたいですね。
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